アルミ遮熱断熱材による屋上断熱効果2

現在最も多く施工されているカラーベスト屋根材にグラスウールを使った断熱工法について触れたいと思います。一般的にこの断熱工法に換気を行います。切妻屋根は妻の部分にガラリをつけます最近は棟板金に換気をつけることが多いです。この工法では実際どうかというと、夏場には小屋裏の気温は50~60度位まで上昇します。断熱材グラスウールもしくは一般に販売されている断熱材は「熱吸収型」の断熱材になります。つまり断熱材が侵入してきた熱・冷気を吸収 して室内へその熱・冷気が入るのを「遅らせる」という働きをします。しかし、時間の経過とともに断熱材が熱・冷気で飽和状態になってしまいます。そうなっ たとき室内へ直撃のような状態で侵入します。夜、外は涼しいのに部屋の中は暑いのは熱が小屋裏の中で充満しているからです。それと比較してアルミ遮熱断熱 材は、熱吸収型ではなく『熱反射型』になります。侵入してくる熱・冷気を純度99.99%のアルミ箔により熱反射率97%という優れた性能を発揮し熱・冷気の侵入を防ぎます。それと同時に8ミリバブルアルミ両面貼り遮熱断熱材の場合、アルミ箔とアルミ箔の中に入っている空気層ににより空気断熱の効果を発揮します。その為空気層が簡単に潰れないようこの商品は7層構造にしています。比較すればまったく正反対の機能となり小屋裏内の気温が大きく変わるわけです。