アルミ遮熱断熱材の施工

新 築などでアルミ遮熱断熱材をお考えの方に施工方法について今日は記事を書きたいと思います。施工する屋根材によりアルミ遮熱断熱材は、施工方法を変えてい ます。それは外断熱工法と内断熱工法です。内断熱工法とは、コロニアルなど野地板に直接打ち込む屋根材に用います。屋根垂木の下端の面にタッカー(ホッチ キスガン)で貼り付けますジョイント部分及びアルミ遮熱断熱材の廻りで空気が洩れそうな所は専用アルミテープで密封し屋根野地と垂木間の空気が天井裏へ入 らないようにします。その時アルミ遮熱断熱材と屋根野地の間にはタルキの厚み分の空気層ができます。空気層が(垂木は一般で45ミリ)

20ミリ以上になりますので熱の対流が起こります。その対流した熱は逃がす必要がありますので、棟換気があればそこから抜けていきます。葺き替えず棟換気がない場合は、空気層20ミリ以上の場合は熱の対流が起きると述べましたが、20ミリ以下で施工すれば熱の対流が起きないので、換気工事をする必要がありません。施工方法は垂木と垂木の間に施工します。アルミ遮熱断熱材をカットし野地板とアルミ遮熱断熱材の間が15?20ミ リ位あくように垂木の横面にタッカーで止めます。ちょうど壁の断熱材グラスウールを間柱間に止めるようにします。その後にアルミテープで空気が洩れないよ うに貼ります。この作業は大事です。貼ったから大丈夫でなく空気が洩れないようにするの必要があります。また、下地を垂木に打ち張ることもできます。軒先 は下地を打ったほうが施工的にやりやすいと思います。