熱反射性の優れるアルミホイルと、2枚のアルミシートの間に作れらた2層のバブル孔の気密による断熱性を合わせて、下の3種類の熱伝導を最小にとどめる効果があります。
- コンダクション・・・壁、天井、屋根などの物質または空気との接触によりおこる熱の流れ
- コンベクション・・・熱上昇効果(水蒸気の蒸発など)による熱の移動
- ラディエーション・・・空気中における、主に放熱による熱移動
私たちの身の回りすべての物質、また私たち自身の体そのものから熱放射が常におこっていますので、この熱放射伝導を最低限にすることが、建物の断熱効果をあげるキーとなります。
遮熱断熱材は熱放射率が非常に低く、ホイルそのものからの放射熱が最小である一方、熱反射性が高いアルミホイルで隣接する建物からの熱を反射して、屋外からの輻射熱の侵入を最小限に抑えます。
また、固形物ですから、断熱材内での熱移動や湿気の侵入は一切おこりません。すなわち、遮熱断熱材ほど、完璧な断熱材はほかにありません。
遮熱断熱材の特徴をまとめると
- 熱を反射します・・・冬は建物内を暖かく、夏は涼しく
- 隙間風を完全に封鎖します
- 頑丈・軽量・清潔で、年月を経ても腐敗しません
- 施工しやすく、早く施工できるため、施工時間が50%まで削減できます