アルミ遮熱断熱材の施工2

昨日は内断熱の施工方法を説明致しました。本日は外断熱の施工方法を記事にします。

外断熱は空気層を作るように施工をします。すなわち、野地板の2重構造でアルミ遮熱断熱材を貼ります。垂木の上に1枚目のコンパネを貼ります。次にぬき板を棟に平行にコンパネに貼ります。次のぬき板は芯芯で1239ミリの幅で流れ方向に下った所に打ちます。ぬき板の中心に胴縁を打ちます。今度は胴縁と胴縁の間にアルミ遮熱断熱材を入れてぬき板にタッカー(ホッチキスガン)で貼り付けます。胴縁とアルミ遮熱断熱材接合点を空気が洩れないようにアルミテープを貼ります。最後は胴縁に2枚目のコンパネを貼ります。之で終了です。1枚目のコンパネとアルミ遮熱断熱材の間に1つ目の空気層15ミリが出来、アルミ遮熱断熱材と2枚目のコンパネの間に次の空気層17ミリが出来ます。20ミリ以内なので熱の対流が起きない状態になります。手間はかかりますが、快適な気温を保つことの出来る施工方法です。